傘寿祝いのプレゼントに時計を贈ろう

日本はライフラインの整備が進んでおり高い生活水準を誇っています。

医療技術も進歩しており医療保険制度の普及で病気や怪我をしても一部の自己負担金額を支払う事で必要な治療が受けられる医療機関も整備されているのです。

このような社会背景の中で長寿大国とも言われている日本の平均寿命を見てみると、厚生労働が発表した2016年の統計では、男性が80.98歳で女性は87.14歳でありいずれも過去最高を更新しました。

この数字は男女とも香港に次いで世界2位の位置につけており、まさに日本は長寿大国として揺るぎない状況にあるのです。

日本では古くから年上や親を敬い、日本の発展に尽くしてきた高齢者を尊び長寿を祝うしきたりが受け継がれています。

基本的に長寿の祝いは数え年で行われるために実年齢とずれますが、近年は数え年にあまり囚われずに実年齢に会わせて祝うケースも増えています。

長寿の祝いは還暦(60歳)・古稀(70歳)・喜寿(77歳)・傘寿(80歳)という様に続いていき、節目の年齢になるタイミングで特別な意味を持たせて家族や親戚が集まって長寿を祝うのです。

80歳のタイミングで行われる傘寿(さんじゅ)は、傘の略語が縦書きの八十に見えることや、傘を開く様子が末広がりで縁起が良いと言う事に起因しているとも言われています。

まさに平均寿命が男女とも80歳を越えた今だからこそ、大きな節目になる一つのタイミングであるとも言えるのです。

この年齢のお祝いで使用される色は、古稀や喜寿と同じく紫になります。

還暦の赤い色は有名ですが、プレゼントとしてこの色にちなんだモノを送ったり、洋服や扇子などのアイテムにカラーを取り入れる等でもこの色を活かすことが出来ますが、あえて無理にこだわらずにお祝いを行っているケースも少なく無いのです。

傘寿の祝いには家族や親戚が集まって一堂に会す機会を作り、当事者である親や祖父母の長寿を喜び美味しい食事などを頂いてお祝いします。

敬老の日や誕生日などで祝う場合もありますが、特に日にちの指定は無いために少しでも多くの親戚が集まるタイミングでその会を開くことが、当人からすれば何よりのお祝いになるとも言えます。

傘寿のプレゼントとして贈られるモノとしては、定番のお花や普段はなかなか着る機会の無いようなデザインの服、特別な記念品や孫や子ども達からの手紙や手造りのプレゼントなど、様々なアイテムが贈られています。

いずれにしても心がこもっているプレゼントは何であっても嬉しいに違いありませんが、傘寿のお祝いとして時計を贈る人も実は少なくありません。

80歳になって時間を気にする日々を送っている人はあまり多くはありませんが、時計には時間を刻んでいくという意味があります。

平均寿命を越えた年齢にさしかかる一つの節目であるこのタイミングだからこそ、これからも元気にもっと長生きをして欲しい、新しいスタートを切ってこれからの時間を少しでも長く刻んで欲しいと言う願いを込めることも出来るのです。