ビル

退職の催し物では感謝や激励を込めて盛大に送り出したいと考えるものです。

しかし、いざ退職祝いを考えたときに「何を送ったら喜んでもらえるのか」「予算はどれくらいが良いか」という疑問を抱く人も多いはず。

退職祝いで喜ばれるものはどんなモノが良いのか、逆にそうでないモノはあるのかを見ていきます。

退職祝いの平均的な予算は、相手が自分にとってどんな立場であるかによって異なります。

親しい同僚や同期であれば、20〜30代では3000〜5000円が相場だと言われています。

ミドル世代では5000〜10000円ほどです。お世話になった上司や先輩に対しては、これに1000〜2000円程度上乗せすると良いでしょう。

スイートピー

喜ばれるものの鉄板は「花束」です。なかでもスイートピーは淡いピンクが美しく「門出」や「優しい思い出」といった花言葉があるため、退職祝いにうってつけの花として大変人気があります。

花屋さんでも、退職をテーマに予算を伝えれば見繕ってくれます。花をいける習慣のない独身の男性には、観葉植物もおすすめです。

机に置けるタイプの小さなものやエアプランツと呼ばれる土がなくても育つものもあるため、お洒落なインテリアとして喜ばれます。

お酒が好きな方であれば、ワインセットや高級なお酒を選ぶのも良いでしょう。

自分では買うのをためらう価格帯でも、人からもらうとうれしいものですので寿退社する方にもお勧めです。

退職祝いでは何を送っても喜ばれるわけではありません。モノによっては、かえって相手に不快な思いをさせてしまうことさえありえます。

そうならないためにも、避けた方が良いものを知っておきましょう。

よく知られているものでは、日本古来から4と9に関わるものは「忌み数」と呼ばれ、それぞれ「死」「苦」を表す不吉な数字として避けられています。

単なる迷信ではありますが、二度とない大切な催し物の際には、気をつけたいポイントです。

例えば、髪をとく「クシ」は贈り物にはNGとされますし、鉄板と言える花束であっても花の本数が4本や9本にならないように注意しましょう。

ハンカチ

また、ハンカチは日本語では「手巾」と呼ばれるため、「手切れ」とかかって不向きとされます。

他にも、香典返しとしてよく用いられる日本茶やコーヒー、石鹸などは「消えてなくなる物」として弔事では好まれますが、祝い事では全く逆の避けたい贈り物となります。

退職するのが上司である場合は、贈り物に生活感があふれるものは好まれません。

下着や肌着といったものは、金銭的に困っているようなメッセージに受け取られ、失礼にあたることがあります。靴や靴下といった「踏みつける」ことを連想させるものもNGです。

さらに、万年筆やスケジュール帳といったビジネス用品も、上司に対しては「仕事をもっとがんばってほしい」という意図に感じられることがあり、避けたほうが無難だと言えます。

以上退職祝いで喜ばれるモノと注意点でしたが、ここで挙げた例が必ずしも正しいもの、またふさわしくないものとは限りません。

退職される方によって、好き嫌いがあります。基本的な知識として留め、相手を思った贈り物ならきっと喜ばれるはずです。