ベルギー

ベルギーのティママン醸造所では様々なフルーツビールを販売しています。

中でもクリークは、チェリーなどのフルーツの色によって赤紫色をしているボディとうっすらピンク色をしている泡が非常に綺麗で細い形のグラスが非常に似合います。

日本人だと感覚的にこの赤紫色でビールと呼ばれると驚いてしまいますが、世界中でビールとして飲まれているのです。

麦芽の他にフルーツを使っているので日本では酒税法によって発泡酒に分類されます。

そのためクリークはランビックという製造方法で造られたフルーツ発泡酒ということになるのです。

ランビックという製造方法は、醸造するプロセスのときに加工した酵母を加えずに微生物や野生酵母の働きによって自然に発酵させることによって製造します。

ブリュッセル

ベルギーのブリュッセルという都市の近郊で採用されている伝統的な製造方法でフルーティーな香りと爽やかな酸味が特徴です。

ティママンのクリークはオーク樽の中で数ヶ月間に亘って熟成させて、そこにチェリーを漬け込み更に数ヶ月間に亘って発酵させて製造されます。

果汁を付け加えていますがジュースのような甘さとは異なり食前酒に適している微炭酸で引き締まった飲み心地となっています。

非常に繊細な泡立ちなので華奢な印象のグラスがマッチしているのです。

250ミリリットルという内容量からしてもビアグラスよりシャンパングラスやフルートグラスが適しています。

ラベルには逞しいヒゲを生やした男たちがプリントされていますが女性向きの色合いや風味です。

クリークは良く泡が立ちますがシャンパンのように泡が儚く消えていきます。

グラスの底から泡が立ち上っては消えていく様子は見ていて楽しいです。

チェリー

飲む前にはスモモや梅のような酸っぱい懐かしい香りがして実際に飲んでみるとアメリカンチェリーや梅のような香りが広がります。

モルトやホップの香りはあまり感じられません。

酸味と優しい苦さが爽やかな味わいとなっていて苦味よりもアメリカンチェリーの酸味の方がしっかりしているため非常に飲みやすいです。

アルコールの含有量が少ないため強いお酒が苦手という人でも楽しめます。

はっきりした味わいとなっているため、おつまみなしでも飲み進められ食前酒に最適です。

食事と共に飲むのであれば白身魚やタコのマリネなど、あっさりしている料理が合います。

チョコレート

チョコレートと合わせる場合は、マカダミアナッツ入りのチョコレートよりチョコレート自体の風味が楽しめるようなチョコレートと相性が良いです。

ティママンのクリークから1番しっかり味わえるのはフルーツの酸味になります。

一口にフルーツの酸味といってもブルーベリーのように甘さが含まれているものもあれば、オレンジやレモンなど柑橘系の酸味もありますが、ティママンのクリークは実が詰まっている小粒のフルーツ特有の酸味です。

ティママンからはクリークだけでなく木苺の果実を使ったフランボワーズやピーチ、ストロベリーなど幾つかのフルーツ発泡酒を提供しています。